社会福祉を専門に手掛けるそーしゃる・おふぃすが クラウド自動電話サービス「telmee(テルミー)」を導入

~地域高齢者に対する見守りサービスを高度化~

2021年11月18日

株式会社ソフトフロントホールディングス(東京都千代田区、代表取締役社長:二通宏久、以下、「ソフトフロントホールディングス)の子会社である株式会社ソフトフロントジャパン(東京都千代田区、代表取締役社長:髙須英司、以下、「ソフトフロントジャパン」)は、自治体向けクラウド自動電話サービス「telmee(テルミー)」が一般社団法人そーしゃる・おふぃす(福岡県宮若市、代表:山口千恵、以下、「そーしゃる・おふぃす」)が運営する高齢者向け見守りサービスに採用、導入されたことをお知らせします。

国内の超高齢化社会を背景に、福岡県における高齢者人口は、平成 27 年(2015 年)の 132 万人から、令和 7年(2025 年)には 149 万人、令和 22 年(2040 年)には 159 万人に増加すると予測*されており、県内自治体や行政機関では避難行動要支援者に対する避難支援体制づくりや、高齢者に対する防災への備えを強化されています。(*「福岡県高齢者保健福祉計画(第 9 次)」資料より)

福岡県の指定を受け、母子家庭や生活に困窮しておられる方など領域を超えて住まいや生活の相談窓口として活動しているそーしゃる・おふぃすでは、スタッフによる電話を使った要配慮者への定期的な安否確認を実施していますが、限られた人員での業務遂行や時間外での対応も少なくないためにスタッフの作業負荷が課題となっていました。

この度、そーしゃる・おふぃすでは、対象となる高齢者に対する定期的な連絡や災害時の安否確認業務について、ソフトフロントジャパンが提供するクラウド自動電話サービス「telmee(テルミー)」を導入し、電話業務はそのままに、自動音声応答システムとスタッフによる対応を両立した高度な見守りサービスの運用を開始しています。この見守りサービスでは、対象者リストに従って自動的に架電し、自然で人と違和感のない音声合成の発声によって簡易的な体調に関するヒアリングを実施します。回答も電話機のボタンプッシュで簡単に操作できるので高齢者にとっても操作し易いサービスとなっています。また、緊急対応を必要とする方に対しては、指定の番号ボタンによってそーしゃる・おふぃすの専門スタッフに電話転送され、詳細な状態確認の上で適切な対応がなされます。 ヒアリング結果については、予め登録されたご家族や親族の方にも通知され、遠隔にお住まいの関係者の方にも安心をご提供しています。

そーしゃる・おふぃすでは独自の見守りサービスを短期間で構築・運用することができ、電話の自動応答と人出による作業を分担して業務効率化を進めることが可能となっています。

◆一般社団法人そーしゃる・おふぃす 代表 山口千恵様からのコメント

そーしゃる・おふぃすは、福祉の専門集団として質の高いサービスを地域の様々な方に対して提供していますが、年々高齢者の方々への対応機会も増える一方で、スペシャリストの人員確保は容易ではありません。複数の自治体に導入実績のある「telmee」を導入することで、運用の信頼性と共に機械と人との協調によって業務バランスが最適化され、更に質の高いケアサービスを地域のお困りの方々に行き渡る体制を整えたいと考えています。
今後、地域住民への情報提供は益々重要となり、かつ多岐に渡っていくと思われるので、「telmee」による自動化範 囲の拡張にも期待したいと思います。

今後もソフトフロントジャパンでは、電話業務の DX 化を促す自動化ソリューションとして「telmee」を自治体・行政機関等の方々に幅広くご提案して参ります。

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